1年越しで、オンラインでの開催
本来であれば、昨年春に盛岡で開催される予定だったものですが、1年越しのオンラインでの開催。
テーマは、寝返り、起き上がりの動作分析。
同じ空間に集まれ無いということはデメリットではありましたが、それを凌駕する充実した内容でした。
自分自身の動作を徹底して内観する
”内観”という作業をもとに、講義は展開されました。
何が良い、何が悪いでは無く、ただありのままを感じる。
それを受講生同士で確認し、言語化する。
さらに、より良いとはどう変化することかを自分自身の身体で探る。
キューイングだけで動かす身体
身体動作は、先生の流れるようなキューイングのみ。
耳で聞いた指示に合わせて、繰り返し繰り返し、身体を動かす。
そのキューイングが次々に動き(身体)の問題点や疑問点を浮かび上がらせてくれる。
身体は、動くもの。姿勢良く静止するものでは無い。
というとこを思い知らされる。
オンラインながらも、先生のご指導に感動
身体の動かし方でわからないところがあり、質問すると、先生自ら細やかに動作を指示し、エラーを修正してくださる。
言葉だけで、私の動作は、ナチュラルにしかしパワフルに動く。
カメラを通したオンラインということを忘れてしまうほどの鋭さ。
先生の評価の速さ、誘導の的確さ、精密さには、強く心揺さぶられました。
セラピストとして大切なこと
セラピストとして、学術的(運動学・解剖学・脳神経学・整形外科学・発達学etc…)知識はもちろん欠かせない。
しかし、それだけでは、治療家とてしては半人前だということ、
自身の全身を感じること、コントロールできることがすなわち、クライアント様の身体を理解することにつながる。
そんなことを改めて、身体で感じた貴重な時間でした。
諸先生方、ほんとうにありがとうございました。
同様の企画が再び開催されますことを願って、、、。